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もーーーーこの人の名前、ほんとやる気なし丸出しでつけました。
作中のエピソードで、童謡をちらっと使いましたが、
あそこから「さっちゃん」と「さちこ」をもらったんです。
漢字はどうしよう、ま、さちこなら、幸子が一般的?
名字はどうしよう、雑草に似てる子なので、いいか、のっぱらの野原で。
こんな感じです。
その頃、武先生の下の名前はもう少し違ったもので、
後に替えた時、幸の字がかぶってるのに気付いたくらいです。
書き手が今ひとつ乗り切れない、幸薄い子として書き始めてしまったので…
可愛いのか、嫌味なのか。
美人なのか、そうでないのか。
性格付けといい、背景といい、作り込みが全て後手後手で
ホント、ごめんね、さっちゃん、と言った感じで終始してしまったんですが、
後半、大慌てで可愛く…作ったつもりなんですが、如何でしょうか。
あんまり女性の地位向上とかそーいう部分を声高に述べるつもりはないし、
男女同権がどうのこうのとしゃちほこばったり、
卑屈になるのも趣味ではありませんが、
残念ながら昔も今も、性差による区別は存在しますよね。
ないとは言わせない。
そこで揉まれて苦しんではじき出されるのは多分、
女性の方が多い…ような気がしますし、
設定した時代も戦後直後ですので、さらにタフでないと
男社会では生き残れなかったでしょう。
そこまで性格マッチョには作ってないので結局、彼女は
落ち着くところに落ち着いてしまうんですが…
武先生の共同研究者として公私にわたってサポートしてるんじゃないでしょうかね、
きっとね。
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