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さて、妙な前置きは横へ置いておきまして、
本作はすでに掲載しております一連のシリーズの中で
ほぼ毎回出ずっぱり、美味しいところだけさらっと出て
ばいばーいと去っていく、武学長が主人公です。
初出は定年・退官間近。
次は壮年。
その次は中年以降と、見事に若くない頃ばかり書いてましたが、
今回で若人に返り咲きました。
若い兄ちゃんを書くのは楽しいですね。
時代が戦後直後ってのがひたすら残念で…
今度は平成まで下った若い兄ちゃんを書きたい。
ここで終わったかな、というところまで書いて読み返してみたら
とーってもつまらなくて、これでいいのか、とノートを床に
叩き付けたくなってから、大幅に書き加えました。
最初を1とすると、最終的に仕上がった分量は3倍弱。
適当に、さらさらっと流して後で修正するにせよ、
初期段階できっちり設定をした上で後追いで書かないと
こーいう手間だけかかったものになるんだ、と
実感した作品になりました。
次はきちんと筋を作ってから書き込もう。
…できるかな?
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