後書きという名のあがき

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で、武先生です。 先生と名付けてるくらいだから、まず、下の名前を考えなければなりません。 しっくりくる名前がなかなか見つからず。 名付けたはいいけど書き手がなじむまでに時間がかかり、 やっと手直しに入った頃になって幸宏という名前に愛着がわきました。 自他共に認める明晰な頭脳の持ち主で、傲慢で一本気。 曲のイメージはモーツァルト。 運動能力も高く、喧嘩っぱやく、腕っ節も強い。 女に疎いけど、巨乳好きで裸族。 いいとこあるんだかないんだかわかんないキャラクターになりました。 過去に発表した作品では困ったところで使いやすいキャラだったのに いざ主人公に据えたらとても使いにくくて困りました。 とりあえず書き上げた時、 たまたま見ていたTVのCMに、ついぶぶぶっと笑ってしまった。 それはとってもパラレルな空間に佇む一介の主婦と 誰だよ、これ的ないかさま王子っぽい男性。 とってもクサイセリフに主婦は曰います、「彩り王子」と。 あー、クサイ、ほんとクサイ。 けど、このクサさ。 武先生じゃないの。 髪もくりっとウェーブかかって癖毛だし。 あー、武先生だ。 というわけで、武先生の裏設定は彩り王子なんです。 初代ではなく、二代目の方ね、初代は確か、爆笑問題だったような? そっちじゃあ…お笑いに早変わりです。
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