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そろそろだ……そろそろ奴が来る…
俺、梅定夏目(ウメサダナツメ)は確信していた。
「なぁあぁぁああぁつぅうぅううぅ!!!」
ほら来た。どうせまた告白されたんだろう。いい加減女性嫌いを治してほしいものだ……
「サト…何だどうした?また告白されたのか?自慢かコノヤロー」
抱きついてきたサトこと高本聡衣(タカモトサトイ)の鳩尾に肘をくらわせながら俺は言う
「げふっ…!!…お……おぉう…今日も……素晴らしい攻撃で……」
腹をおさえてサトが言う。
「どうせ告白されたって話だろ?……どうせなら付き合えばいいのに…」
少しムスッとして俺が言う。
そしたらサトは慌てて言う…
「ナツ………。…あのなナツ…誰に告白されても俺が好きなのはナツだけだよ?」
そうサトと俺は付き合っている。周りには内緒……
告白してきたのはサトだった。
驚いたけど…俺もずっとサトの事が好きだったからすぐに受け入れた。
本人には言わないけど俺はサトが大好きだ。
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