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「…なるほど。大きさに比例して出来る時間が違うか。…まぁ1秒2秒って所か?」
「……このリンゴは結構いけますね。」
…創造した物を食っている紗希。
「…で味は?」
「…どうやら思考も関係あるみたいでチョコみたいに甘いリンゴ。…と思ってたら食感はリンゴですがミルクチョコレートみたいな味です。…匂いはリンゴですけど。リュックは特に考えてなかったです。」
「…流石甘党。…もう時間も遅いし何処に向かうか?」
「紅魔館で。」
「ん。…それじゃあな霊夢。俺達は行くから。」
…そう言って二人は博麗神社を後にする。
「…嵐のような二人だったわね。……しかし逃がしたのは不味かったかしら。」
一人残った霊夢は呟く。
………
「…此処まで降りれば大丈夫か。」
階段を降りる途中で直也は呟く。
「…どうかしたんですか?」
「…理由はまだ確信が無いがあのままだとお前は殺されてたかも知れん。」
「……直也らしくもないですね。」
「…霊夢がお前の能力を調べた時に少ししかめっ面してたからな。…もしかしたらお前には隠された能力が有るかもしれんし、他のことかも知れん。」
「…それが命とどう関係が?」
「そうだな様々な二次設定等があるが、霊夢と紫。この二人は幻想卿の為には何でもする可能性がある。…そして幻想卿を脅かす…いや、幻想卿のパワーバランス等が変わる等の大事になると形振り構わんかも知れん。」
「…長い。三行でオケです。」
「…たく。良いか?
お前には何か違う力がある
だからお前は幻想卿の爆弾
霊夢がお前を危惧している。
…こんな感じか。」
「うん解ってました。乙です。」
「この糞野郎!!」
ガッ。
直也が紗希の腹部を殴ろうとするがいきなり現れた盾に防がれる。
「…止めてください死んでしまいます。」
「…能力を使いこなしたか。…ちっ。」
「……そうそう直也の思案ですが違うと思います。」
「あん?」
「…私には隠れた能力はありませんね。…この能力が危険視されてるんだと思います。」
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