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「私の弟子…見たい?」
「まあ、見たくないって言ったら嘘になるけど…今はお前が側に居るから遠慮しとく」
弟子を見て可愛い!とか美人 !とかの反応や名前はなんて言うの?とかナンパ紛いの事をしたら後が怖そうだし。
セリフ的に勘違いされそうだけど…決して口説いてるワケじゃないよ?
「そう?じゃあ今度機会がある時に紹介する」
ショコラも俺の心の内に気付いてたのか特に変わった反応は無かった。
「ココからは決められた人しか入れない仕組みになっていて…」
そう説明しながら境界線のような場所で止まり、門のような形をした機械を弄り始める。
「コレで良しっと…これでていとも入れるよ」
5分ほど機械を弄ったと思えば急に先に進んで手招きをした。
「ふうん?」
なんだこれ?と思いながら機械をくぐるといきなりビー!ビー!と大きな音が鳴り響く。
その大きな音に驚いて一旦止まり辺りを見渡す。
「アレ?間違えちゃった?」
「ちょっ…!」
そしてテヘッと可愛らしく舌を出すショコラの姿を見たかと思えば目の前を凄いスピードで鉄板が通過する。
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