弟子

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「登録人数はどれくらいだ?」 「ん~…私とリザリーとマキナと…………10名くらいかな?」 「つーかお前らのはこんなの必要になるぐらいヤバい研究なのか?」 「なワケ無いじゃん、コレは元々私達が興味本位で作った試作品だし」 ていとの研究が行き詰まった時とかに気分転換でやってたから…趣味みたいな感じ?と振り向いて笑う。 …こんなのを趣味程度で作られたら他の高名な研究者とか発明家はたまったモンじゃねえぞ。 「どれくらいで完成したんだ?」 「ん~…理論とか完成してたから早かったよ、3年もかからなかったし」 「へぇ、そりゃ早い」 こりゃ人間を見分ける機械が研究所では一般的になる…なんて近未来SFのような時代も目の前だねぇ。 そのうち魔物が魔界に還って、世界中の至る所に道路が整備され車が人々の主要な移動手段になったりしてな。
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