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「ココが空いてる研究室、研究器具は大体揃ってるけど…掃除してないから洗わないと使えないかも」
「はぁ…まずは清掃か」
面倒だ…でもあまり埃とか溜まってないのが幸いっつーべきかね。
「二人でやれば早く終わるでしょ」
「手伝ってくれんの?」
まさかの言葉が聞こえ思わず振り向く。
「うん、ここいらで好感度を上げとかないと」
「それは心の中に留めておけよ…」
つーワケでショコラと一緒に清掃開始。
研究器具と言ってもフラスコや試験管、ビーカーとかそんな感じの簡易的な物しか置いていない。
流石に二人がかりだったので研究室の清掃は思いのほか早く終了。
「手伝ってくれて助かったぜ」
「気にしないでいいよ、それより…なんの薬を作るの?」
「ん?この前あげたあのハイポー○ョン覚えてるか?あの在庫が切れたからソレを」
「あ~、あの回復アイテムね…作り方が気になってたから丁度いいや」
…明らかにココに居座るぞ!ってセリフだが、別にやらしい薬を作るワケでもないので特に何も言わなかった。
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