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「ん~…まあ、見える見えないとか聞こえる聞こえないは周波数の違いっぽいし」
「あ、それってイルカとかコウモリとかの超音波が聞こえたり、赤外線が見えるみたいな感じだっけ?」
幽霊解明レポートにそんなん書かれてたなぁ…と言いポケットからケータイを取り出す。
「お前は雷魔術が使えるワケじゃないからココじゃ電話できんだろ」
「へへーん!こんな事もあろうかとコレを持ってきてたんです~」
俺のツッコミにムカつくような可愛いドヤ顏で指に填められてる指輪を見せる。
「なんだそ……まさか!」
何言ってんだコイツ?みたいに指輪を見て俺はある事に思い至った。
「せ~かい、リザリー達から半分貰ったんだー…って言っても作り方は教えてくれなかったけど」
前半は嬉しそうにバレリーナのようにその場でくるくる回るながら言うも、後半で一気に落ち込む。
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