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「会いたかったですわ!」
この美女誰!? しかもセバスって誰?明らかに人違いじゃね?
「もう!長年連絡の一つもよこさないで…どれだけ私が探したとお思いですの!?死んでるんじゃないかと心配してましたのよ!」
困惑する俺を他所に見知らぬ美女は少し離れたかと思えば急に捲し立ててそう言った。
「…だれ?」
「誰って…あんたソレ本気で言ってるの?」
目の前の美女に見覚えが無いから後ろのメンバーに聞くとリザリーが呆れ返ったように聞き返す。
「…?」
ジーっと目の前の美女を見つめるも記憶に思い当たらない。
「「ティエリア皇女殿下だよ」」
俺が首を傾げるとショコラとマキナが同時に助け舟を出してくれる。
「……だれ?」
だが名前を聞いても結局は誰か分からなかった。
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