○○がきた!

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「…ティエリア皇女殿下を知らないなんて冗談でしょ?そこらへんの子供でも分かるわよ」 「いやいや、俺の一般常識ナメんなよ…ユニオンの現皇帝王の名前も分からないんだぜ?」 そう返すと部屋の中がシーンと静まり返る。 みんな…目の前の皇女殿下?もこいつマジか!?みたいな目で俺を凝視していた。 …アレ?これやっちまった系? 「程人君それ本気で言ってるの…?」 「この状況で嘘吐いてどうする、ギャグだったらもっと空気読んだ事言うわ」 「確かに…だが、世界中の誰もが知ってるような現皇帝王の名前を知らないなんてあり得ないにも程があるぞ」 「だって偉い人と関わらねぇし」 あれあれ?なんかデジャヴだぞ? なんだろう…多分前もこんな事があったような… 「まあて…村人Bとか呼ばれてるから仕方ない…ってかその方がらしいけど」 一瞬ショコラが俺の名前を呼びそうになったが焦って二つ名の方に変える。
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