○○がきた!

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「あーあーあー!はいはいはい!確かに!今思い出した!へぇ、あの頃のティアお嬢様がこんな美女で素敵なレディにねぇ…」 たっぷり30秒ほど考えてようやく思い出す。 …リザリーやマキナ、ショコラが特に反応しないって事は元上司から前以て聞かされてたんだろうよ。 にしても懐かしいなぁ…あの時って確か執事兼護衛兼暗殺とかいう鬼のような内容だったっけ。 お嬢様の世話をしつつ、狙ってる奴らから守って、ソイツらと標的を気付かれないように始末する。 しかも朝は仕事、昼は養成学校で訓練、夜も仕事…という狂ってるとしか思えないスケジュール。 まあその分給料っつーか報酬は高額だったけどさ。 ちょうど?というべきかその時、お嬢様は色々あって軍事大陸の別荘に避難してたんだと。 因みに俺以外の護衛はほとんど養成学校の最上級生だったらしい。 とは言え8学年からは仕事優先で訓練は免除される仕組みだけど。 そこらへんは身体の基礎が出来上がってる云々だったかな?
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