貧民街

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その後続々と身寄りの無い子供達や社会的弱者が集まってきた。 本当に支援が必要かどうか一人一人見極めるために一列に並ばせて渡して行く。 「そろそろ昼だな…お腹空かない?」 「少し空いてますわ」 「んじゃ、俺らも昼ご飯食べようか」 皇女殿下の手伝いもあってか一時間もするとこの広場にはいっぱい人達が座って支給されたご飯を食べている。 おっと、説明し忘れてたが…貧民街に着いたのは朝方だよ? このトレーラーを港から走らせたのは日付けが変わる頃だったし。 当然その時は皇女殿下もマキナも後ろのトレーラーの中でシート敷いて寝てたけどな。 「おーい、昼飯食おうぜー」 「そうだね…お腹も空いてきたし」 相当やる事が無かったのかマキナはパイプイスに座ってノートパソコンを弄っていた。 …画面を見る限りなんかの研究レポートでも纏めてたんだろうなぁ…ご苦労なこって。
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