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「はいアウトー」
「がっ…!」
そう言って女の子を叩いた少年にゴム弾を当てた。
「騙されるなってのは正解だ、この世の中はお前らみたいなクズがいっぱいいるからな…だが理不尽な理由で女の子を叩いたり食べ物を粗末にするのはアウトだろ」
叩かれて泣きそうになってる女の子を手招きすると走って近づいてくる。
「よーしよし、痛かったなー…大丈夫か?ほら」
幸い飲み物は抱えてたので頭を撫でて新しい袋を渡す。
「いいの?」
「落ちたのはあのお兄ちゃんが食べたいんだって…ほら、今食べていいぞ」
「うん!」
兎にも角にもコレに毒が入ってないって安心させるにはこの女の子を使うのが一番だ。
なんか純粋そうだしね。
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