614人が本棚に入れています
本棚に追加
/213ページ
「…っ~~!!!」
これぞ地上最強の格闘術『カウンター関節技』。
敵の攻撃をいなして掴み、その動きを利用して関節技でへし折る。
柔術+関節技こそ世界最強の戦い方なり!!
因みに…相手が攻めてこないと出来ない、っていう欠点もあります。
…はぁ…魔術がこの世に存在しなければコレが使える俺こそが世界最強を名乗れたハズなのに…
いや、魔術が無い世の中だったらここまで辿り着けなかっただろうから結局今と変わらんか。
「両脚が使えないってのは流石に痛いだろ」
「…っ…!まだ…やれる…!」
「っ!?待て!」
女の子がポケットから小瓶のような物を取り出したため俺は焦って距離を詰め、手首を掴んだ。
「何もソコまでしなくても…もう終わるか?」
「…ごめんなさい、本気で戦ってるつもりだったからつい…」
俺の言葉に冷静になったのか手を離すと小瓶のような物をポケットにしまう。
最初のコメントを投稿しよう!