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「すーはー…すーはー…」
「?どうしたの?」
いつもの危険区域の森に向かってる最中に深呼吸しながら歩いてると下の子の一人が不思議そうに聞いてくる。
「いや、さっきお茶を飲んで…予想以上の味で口の中がまだ苦いんだ」
「…予想以上の味…?」
「とびきり渋い味、青汁やゴーヤーよりも苦い」
乾燥させたゴーヤーの粉末+宇治の抹茶+乾燥青汁みたいな?
後味とかスッキリしてるからまあ味は美味かったんだろうけど、いかんせん渋さがぱねぇ。
俺が注文したモノとは言えいったいどんな茶葉を使ったのやら。
「なんでそんなのを飲んだの?」
「眠気を取るために、効果覿面過ぎた」
適当に雑談しつつ崖を飛び降り、川を飛び超え目的地に到着。
下の子達の遊びに付き合いつつ、薬を作るのに必要な材料を収集した。
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