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「何処に行こうと俺の自由だろ」
「むー、教えてくれたっていいじゃん」
「…とりあえずはハザードボルケーノかな?」
「…?…!ソコって危険度Sのアノ!?」
少し何かを考えたと思えば急に食いついてくる。
「ん、ちょっと欲しい材料があんだよ…じゃ」
「いやいや待ってよ!ソコって生きて帰れないって言われるぐらい物凄く危険な場所なんだよ!?」
木に刺さってるナイフを引き抜いて手を振るとキリが焦ったように走ってきた。
「世間一般での認識はな、俺ぐらいともなるとそこら辺を散歩するのと大差ねぇよ」
「…確かに、よくよく考えたらあのおとーさんだもんね…心配するだけムダだったかも」
だからどのおとーさんだよ、もしかしてコイツには街中で知り合った別のパパとかいるのか?
お金を貰う代わりにご奉仕します…的な。
……キリも年頃だし欲しい物もあるだろうからありえない事は無い…
が、あのメイド達が教育してるんだからそんな事は無いと信じたい…!
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