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「久し振りだな、こうやって話すのも6年振り?」
「ああ、そうだな…ショコラの奴からはウザいぐらい話を聞いてたが…って世間話をするために電話をかけたんじゃねぇ!」
まさかのノリツッコミ。
あれ?コイツってこんなノリの良いキャラだったっけ?
「今は何処にいる?ヒマか?」
「今はちょうどヒマじゃなーい、緊急の用か?」
「いや、そこまで緊急では無いんだが…俺の弟子が無断でハザードボルケーノに行っちまったんだ!」
アイツはまだあそこに行ける実力なんて無い!死にに行くようなもんだ…と言うハルトの声を聞きながら俺の視線はソコに倒れてるゴミ(見た目14歳♂)に。
「……なあ、ソイツの歳は?」
「今年で13だ、探すのを手伝ってくれるのか!?」
…………え?このゴミってハルトの弟子なの?
すっげー偶然…ってかなに?俺っていつの間にかお助けキャラの位置にチェンジしてる系?
「頼む!事態は一刻を争うんだ!手伝ってくれ!」
まさかの事態に固まってると電話越しからハルトのかなり焦った声が。
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