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「ん~…まあいいけど貸しだぜ?」
「…~~!分かった、5でも10でもいくらでも良い!だから頼む!」
ハルトはほんの少し悩んでいたが男らしくきっぱりと言い切った。
…貸しなんて気にしないほどこのゴミ(見た目14歳♂)の事が大事なのか…
因みにこの『貸し借り』は俺らの友達専用ルールっつーやつで…
俺らの中ではこのルールを受け入れ絶対に破らない事を誓える奴らのみが友達になれる。
一応このルールは友達の証…かね。
そのルールの内容は簡単、借りを作った奴は貸しを使った奴の命令に絶対遵守すること。
まあ借りを作った奴は貸しを使った奴の奴隷になる…的な?
だからこそみんな借りになると渋るしできるだけ貸しにしたいと思う。
もちろん自分や家族の命に関わる事や、自分の命をかけて守りたいモノに関わる事は絶対遵守を拒否できる例外にあたるよ?
後は貸しを使った命令でも貸しの数と割に合わない命令は却下できたり。
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