懐かしのメンツ

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「だから!何度も言うように今日は見学者は来てません!」 「こっちも何度も言ってるでしょ!実際に研究所内に入り込んでいた、って!」 …あれ?もしかして俺が原因でこうなってる系? 「何を揉めているんだ?」 「あ、ニルフレード所長…それが…この人がアポ無しで少年が見学に来てた、としつこいんです」 「しつこいとは何よ!あなたがちゃんと仕事してないからでしょ!」 またしてもギャーギャー言い合う。 「落ち着け、取り敢えず話を整理する」 ハルトはカウンターをバン!と叩いて二人を静かにさせる。 「お前の言うアポ無しの少年とはコイツの事か?」 そして俺を指差しメガネのお姉さんに質問した。 「あ、はい!その少年が研究所内を彷徨いていたんです!」 「…はぁ…やっぱりコイツの事か…いいか?良く聞け」 「テイトー!!」 「?…ぐおっ!?」 ハルトが説明してる最中にエリアがかなりの速さで走って来て俺に飛びついてくる。
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