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それがどんな事であっても、彼を支えられる強い女になれるように頑張ろう。
私にもう一つ、目標が出来た。
「私、お仕事でも彼女としてでも、柊さんの傍にずっといられるように頑張ります」
勝手に誓いを立てて、柊さんの指にキスをする。
「柊さんが大切だから…あなたの力にずっとなりたいから」
「…………」
なぜか無言のプレッシャーが上から注がれるのがわかる。凄く見られている。
めちゃくちゃ見られている。これは業務的に期待をされているという圧力なんだろうか?
恐る恐る顔を上げると、覆い被さってきた柊さんに強いキスをされてしまった。
突然の事に肩が上がる。まるで食べられてしまいそうなくらいの勢いのある口付けに、息苦しくなって彼の腕のシャツを皺が残るくらい握り締めてしまった。
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