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昨日、いつものように道場に行った私は
何故か練習に力を入れすぎてしまい
日が落ちて暗くなるまで木刀の素振りに励んでいた。
後から気がつき、家に急いで帰ることにするも
道には蟻の一匹も見当たらない始末...
それで走って帰ったんだけど、
途中でお父さんが仕えるお偉いさんの鈴木さんってのに絡まれて
絡まれる通り越してベロンベロンに酔って触ってくるという大分面倒くさい事になっていたわけでして
帰りの遅い私を心配した一君が道場に私を迎えに来るときその面倒くさい場面に遭遇してしまった。
普段は冷静で物静かな一君が何を血迷ったのか
その場で言い合いの挙げ句に刀に手を伸ばして
そして
そのままザックリと鈴木さんを斬り殺した。
....ええ、ご愁傷様です。
幸いにもと言っては何だけど
目撃者は誰一人いなかったから
そのまま走って家まで帰って来たわけだけど
....あーあ。
何で忘れていたんだか...。
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