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「さて、遅れるからもう行くわ」
「朝ご飯は?」
遅れてしまいます。
「遅刻するからいいわ」
「それにしても何で魔力の少ない人を推薦入学させるかねー。しかもまだ武器との会話もまだなのにねー」
「知らね」
突然だがこの世界は魔法と科学が共存する世界である。
魔法が存在するが、それより強い力が存在するためそこまで問題にはならない。
「今日見に行くからね」
「はいはい」
そんな会話をしながら玄関に繋がるドアに手をかけたのだが俺は忘れていた……
そう…あの俺を起こしてくれた妹という名の悪魔を……
「ゴラアアアァァァァァァァ!!早くしないと遅れるって言ってんだろーがぁぁぁ!!」
「へぶし!?」
俺の顔面にドアが叩きつけられって痛い痛い!!おにーちゃん痛いから! !
そして壁とドアの間に挟まれながら思う。
妹よ…お前は二重人格なのか?
「ん?お、お兄ちゃん!?鼻血出てるけど大丈夫!?」
妹はそう言ってビックリしているが…知ってるか?
これやったのお前なんだぜ?
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