第1章 ふぁんたしー

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「皆さんどうもこんにちは。この学校の生徒会長をしています、 <斉藤伸之介 サイトウ シンノスケ>です。」 お、生徒会長かー。どうせこういう人もリア充なんだろうなー。あー早く死なねえかなー。あと寿命何年ぐらいかなー。 「本校は新入生の皆さんを歓迎いたします」 そりゃ、歓迎しません、何て言う生徒会長居ても困るからな。 「この高校では生徒一人一人を尊重し生徒同士が助け合うということを大事にしています。なので助け合いの精神を持って生活していきましょう。では話が長くならないよう挨拶を終わらせていただきます」 ほう、中々な綺麗事を言うじゃないか。果たして本当にその綺麗事どうりにいくかな。 『それでは、’ドゴオオオオオオオン’な、何!?』 (あー、やな予感) その何かが壊れるような音と同時に今まさに入学式を行っていた体育館の壁が破壊され、そこから武装(剣、刀、ナイフ、弓、銃等)した集団が乱入してくるのが見えた。 そしてリーダー格の男が何かを叫び始めた。 「貴様らは人質である!!いいか?そこから動くんじゃない!!」 そこからの生徒会長は速かった。 瞬時に壇上から降り、自分の武器であろう双剣を出し、リーダー格の男の目の前まで走り、武器を弾き無力化し、意識を奪う。 ワー、カイチョウカッコイイアノママツッコンデシナナイカナー。
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