第1章 ふぁんたしー

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じゃあお言葉に甘えて、と言うことで帰らせていただく事にした。 次の日の日程は、新しいクラスでの顔合わせらしい。正直少しワクワクしている。 「あー、お兄ちゃんが『明日は顔合わせだから自己紹介の時うまく挨拶しないとな。いやー友達100人できるかな。』っていう顔してるー」 おいちょっと待てどんな顔だそれ。 「いや、ともだち100人ってところは違うぞ?友達関係のことに関しては心配ないぞ?」 「えっ、お兄ちゃん友達いないから…」 「やかましいわ」 そんなことを言いつつ、実は不安で仕方なくずっと自己紹介文を考えていて次の日も寝坊したツンデレであった。
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