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うん。ここは無視しよう
そしてやり過ごそう!
「真白はあそこです。」
…え?奏多君?何で指なんかさしちゃってるの?
ばれちゃうじゃーん…ってばらしてんのか?!
「おい!奏多!!」
げっ!桐山留衣と目が合う
「見つけた…帰るぞ」
「あっ!おい?!」
何で手を握ってんだ?
周りの奴が見てる、、、目を見開いて見てる、ガン見してくる
「桐山!」
俺はそのまま校門をでた、…てか引っ張られた
「留衣」
ぼそりと桐山が呟く
「留衣って呼べ、愛」
あま~い低音ボイス、頭がクラクラする
「る、、留衣?何で俺なんだ?」
そう、俺がずっと考えていた疑問
「…愛してるからだ」
?!
やべぇ今俺、顔真っ赤だ…
「ほら、帰るぞ?」
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