追い風1000km
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確かに。赤い物体は消防自動車だった。盛大に放水をしていた。 「歓迎のアーチだな」とは慎一郎だ。 過去に何度か、インターネットか何かで、アーチの下を潜る航空機の写真を見たことがあった、自分がその機に乗り合わせるなんて。 思ってもみなかった。 「粋な計らいをするもんだ」 父は目を細めて言った。 「すぶ濡れになるだけだろ」 息子は様にならない仕草で肩をすくめた。
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