隠しきれない。

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声が離れない。 頭のなかで君の声がする。 いつか、こんなことをマンガで読んだけれど、本当になるなんて思ってもみなかった。 瞳を閉じたら、君の顔を浮かべることができるなんて。 いったい、どんな能力を開花させてしまったのだろう? 全然わからない。 検討もつかない。 でも、今は隣にいないから。 本当は君の隣にいたいから。 声をききたいから。 姿を見たいから。 ねぇ、やっぱり変だよ。 今まで、そんなこと思ったことなんかないよ。 なんかよく分からないんだけど、特別。 これは確実だよ。 早く、会いたい。
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