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帰ってからも居座ろうとする康ちゃんを
一人になりたいって言って帰らせた
半分嘘で…半分本当…
このままじゃいけないんだって思ったから
どんなに親や周りから
反対されてる彼女だったとしても
本人が決めたことなら貫いて欲しかったから
彼氏つくれば?って言われた言葉が
風に乗った矢の如く渦巻く
私、離れようってこの時決めたんだ
ちょうどその頃
康ちゃんの転勤が決まった
平から副への昇格付き
私には願ってもいないチャンスで…
「康ちゃん話があるの
今日…家に寄って貰える?」
「うん、わかった。なんの話?」
「それは来てからね」
康ちゃんは思ってもみなかったと思う
この後私から終わりを告げられるなんて
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