目覚め

12/12
前へ
/345ページ
次へ
むぅーが3歳になる頃 以前務めていた家の近くのお店が倒産 康ちゃんは、 違う大手のチェーン店のお寿司屋さんに その為、休みの日に車で1時間かけて むぅーに会いに来てた 「そうだ!冬休み取れるんだ5連休」 「すごいじゃん!ゆっくり休めるね!」 「うん!温泉旅行行かない?」 「無理しなくて良いよ?」 「無理してないよ! 5連休のうちの2泊3日でさ」 「良いけど…いつ?休み入れないと」 「2月16日~5日間! それで、はなちゃんに会いに行こう!」 「えっ?!長野まで行ってくれるの?」 「うん!泊まりなら会えるでしょ! 充電してきなよ。 その間俺スキーしてるから」 「むぅーも!おんてんいくー」 「むぅー行こうな!」 はなちゃんは、小学生の頃からの大親友 長野に嫁いでからは、 実家に帰ってきた時の数時間しか会えず 月イチの長電話が定番化してた でもこの時、 まんまと策略にハマってるなんて 全く思ってなかった
/345ページ

最初のコメントを投稿しよう!

57人が本棚に入れています
本棚に追加