57人が本棚に入れています
本棚に追加
むぅーが3歳になる頃
以前務めていた家の近くのお店が倒産
康ちゃんは、
違う大手のチェーン店のお寿司屋さんに
その為、休みの日に車で1時間かけて
むぅーに会いに来てた
「そうだ!冬休み取れるんだ5連休」
「すごいじゃん!ゆっくり休めるね!」
「うん!温泉旅行行かない?」
「無理しなくて良いよ?」
「無理してないよ!
5連休のうちの2泊3日でさ」
「良いけど…いつ?休み入れないと」
「2月16日~5日間!
それで、はなちゃんに会いに行こう!」
「えっ?!長野まで行ってくれるの?」
「うん!泊まりなら会えるでしょ!
充電してきなよ。
その間俺スキーしてるから」
「むぅーも!おんてんいくー」
「むぅー行こうな!」
はなちゃんは、小学生の頃からの大親友
長野に嫁いでからは、
実家に帰ってきた時の数時間しか会えず
月イチの長電話が定番化してた
でもこの時、
まんまと策略にハマってるなんて
全く思ってなかった
最初のコメントを投稿しよう!