第二章:蘇りは命日
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「それが一晩経つと、すっかり固くなっちゃう」 珍しいものを見つけた笑顔のままだが、語る声はわずかにそれと分かる程度に寂しくなった。 「そうですね」 札幌に行ったことはないが、雪の降る地域に生まれたので、そうした変化はありふれた日常として知っている。 「ずっと軽くて柔らかいままだったら、誰も困らないのにね」 根雪になると雪掻きが大変だとは知っていたが、今までそんな風に考えたことはなかった。
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