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サァーと、血の気が引く感じ。 そして、汗が吹き出た。 …どうして?……どうしてって…… 「ナツちゃん。 君の三大嫌悪対象の一つ、"消防士" 俺は消防士だよ。」 ドクン! …嘘… と、思わず繋いだ手を振り払った。 「ハハッ。それが答えね。了解。 …明後日のデートはナシ。これからもないよ。 ゴメンね。君の気持ちに答えられずに。 俺はやっぱり、高校生は子供にしか見えなかった。努力したけどね。無理。 今までありがとう。楽しかったよ。」 そう言って、マックの君は去っていった。
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