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放課後、マックに行って宿題しながらあの人を捜して2時間。 「来ないね…」 「うん。この近くの人じゃないかも。」 「たまたま来ただけってこと?」 「うん。」 「そうだとしても、ここに来る意味はあるよ。」 「何?」 「ナツの宿題で答え合わせが出来る!」 「アハハ!」 「楽しいし。美味しいし。一石三鳥!」 「うん。私も!」 「でさ。話は変わるけど、堂本と早瀬、どっちが好み?」 「は?」 「一般論では堂本。でも、目が離せない早瀬。どっちもいい男?」 「…何でそんなこと聞くの?」 「だって。……ねぇ?」 「何それ。堂本くんも早瀬くんもクラスメートだよ。男の子っていうか…」 「ありゃ。眼中なし。…まぁ、惚れてる相手いるしね。…会いたい?」 「会いたいなぁ…」 「……………」 「「……………」」 「ストーカーか!あんたらは!!」 顔を思い出してたら、後ろに堂本くんと早瀬くんが立っていてビックリ。
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