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千夏ちゃんはみんなから好かれ、私とは正反対。 スタイルもいいし、言うこと無いって感じ。 羨ましく思ったり、憧れてたりする。 私なんかが一緒にいていいのかな?なんて思ったりしたけど。 『いいんじゃないの?私が好きでナツと一緒にいるんだし。』 だって。 そういうところが好き。 偏見もなにもない。 打算もしてない。 凄く好き。 「ナツ、マック寄っていこう?」 「いいよ。この前奢ってもらったから、今日は私が奢るね。」 「マジ?ラッキー!でさ、宿題とテストの復習もやって帰ろう!」 「うん。」 高校生って、こんな生活したかった。 友達作って 仲良くおしゃべりしたり 一緒にお勉強したり それが実現できてる。 幸せって思える瞬間だ。
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