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「こ!心の準備が!!」 「は?」 「正直に言えません!ちょっとだけ時間を!」 「俺に惚れた?」 「…!?……うぇええ!?」 「…プッ!!素直な反応。」 なんだ?バレてる!!どうして!! やだもう。恥ずかしい!! さっきより顔が熱い。 「…君、何年生?」 「へ。……2年生です……」 「16?17?」 「……16歳です……」 「俺、26歳。大人をからかっちゃダメだろ?」 「……え?」 「26なんて、君らから見たらおっさんだろ。その時期は恋に恋する時期って言うか」 「からかってません!!おっさんとか考えたこともなかったし! 本気で好きになったから捜してたんだし! マックで会ったとき、泣いてると思ってハンカチ渡して…それで…ずっと気になっ………」 あれ。 私…何を言ってる…? なんか、告白してない? ハッ!となって言葉を止めて、マックの君を見上げると、驚いた様子で見てて。
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