第1章

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時は5015年。 地球は大自然と化していた。 人はいるのか分からない。 ただ、青い海、木々の緑が見渡す限りずっと広がっているのだ。 魚やウサギやリスや鳥などの動物はいる。 ただ、人の姿だけが見当たらないのだ。 私は、天空から舞い降りた神の申し子だ。 天空神に仕えている。 この度、私は天空神に地上の様子を見てくるよう言われ、ここへ来た。 本来なら、地球を見守ることが神の役目なのだが、神が少し目を離していたすきにと言ったら変かもしれないが、地球が変わってしまったのだ。
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