第1章

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いや、これは神でさえ遮ることが出来なかった地球の変化なのだろう。 私は、この地球上に人間がいるかどうかとこの地球の行く末を調べるよう仰せつかまった。 人が住んでいた建物などは全て老朽化して、以前の形をなっていない。 木造の家は木の部分がむき出しになっていて、山の中の大木と見間違えそうなくらい、元の形に戻っている。 自然ばかりの地球は、とても空気が綺麗である。 吹く風も気持ちがいい。 海の水も透き通っている。 絶滅危惧種だった生き物は数を増やし、生き生きと自然の中で暮らしている。
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