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それから数年後の麻衣の20歳の誕生日、僕は約束どおり麻衣に電話した。
僕は電話に出た麻衣に話しかけた。
「麻衣、誕生日おめでとう」
すると麻衣が「覚えていてくれたんだ、ありがとう」と答えた。
僕が「卒業式の日の約束覚えてる?」と聞くと麻衣は「何だっけ」と答えた。
あ~やっぱり忘れていたか…
「麻衣の20歳の誕生日の日に電話する約束したんだよ」
麻衣が「なぜ、電話する約束したの?」
麻衣は、不思議そうに聞いてきた。
卒業式の日は、僕自身なぜこの約束をしたのかわからなかった。
でも、今の僕は、違っていた。
麻衣に交際を申し込むつもりでいた。
僕は、意を決して話し始めた。
「麻衣は、今お付き合いしている男性いる?」
麻衣は「いないよ」と返事をした。
僕は「僕と付き合ってもらえないかな?最初は恋人じゃなくて、友達として」と話した。
麻衣は、少し悩んだようだったが「いいよ」と返事をしてくれた。
そして、麻衣との交際が始まった。
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