第1章

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好きかもしれない人がいます もうずいぶん長い間、実生活でときめくことがなかったので その人を好きなのかどうかよくわからないけど 長い時間一緒にいても(仕事でだけど)なんだか居心地がよくて 仕事で意見が食い違っても、本音がぶつけられるし聞いてくれるし 疲れていたり、ヒステリックになってしまった時に、ポンポンと肩に触れられる手が優しくて たまに肩もみされて「セクハラ〰」なんて言うけどホントはイヤじゃなくて 飲みに行った帰りの別れ際に握手したりハグしたり… 好きな食べ物が似ていたり 自分ではかくしてるつもりの本心を言い当てられて、ドギマギしてしまったり 子供っぽいところもあるのに尊敬できるとこもあって 毛むくじゃらだし、見た目は決してかっこよいとは言えないんだけど 気づいたら、その人のことを考えてる でもその人は結婚しているし その人とどーにかなりたいなんて思わないし、思ってはいけないし もっと若けりゃ気持ちの方が勝ってしまうのかな でもどーかなってしまうと、仕事が非常にやりにくくなってしまうので 好きなのかもしれないけど、好きだと認めてはいけない ずっとひとりで胸のうちにとじこめておくのもしんどくて でも誰にも言えなくて ここでそっと吐き出してみたけど 吐き出してしまったら、スッキリするかと思いきや あぁやっぱり好きなんだよな…と自覚してしまっただけでした こんな年になって、もう恋なんてしないだろうと思っていたので これはこれで悪くはないのかな 片想いでもいいから恋をする 年頭の目標でした 目標達成
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