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気を取り直した様に、大きく咳ばらいを一つした、源内の補足説明。
「思いを伝えるってのは、どんなロボットになって欲しいのか。それを伝えるってことだ。伝えた後は、ヴァジュラが考える。無駄なことじゃない。お前たちと……」
ここで、源内は作成中のロボットを親指で指し示した。
「この【ロフトLO】の最初の絆ってわけだ。もちろん、これをしたらキャンセルはきかないぜ? 金はもらう。やるか、やらないかはお前たちの自由だ」
へぇ、ハッキリいいやがる。
正直、俺はロボットに関しては、どうでもいい。
けど、必要なものは必要、出来ることは出来る、出来ないことは出来ないとハッキリいう、源内のこの態度には感心していた。
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