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「押忍! 【新月隊】七番隊隊長、ハイディン・ブルームです! 宜しくお願いします! 押忍!」
と、暑苦しいほど、熱い、ハイディンの挨拶。
「俺はレザー・クトゥルブ。【新月隊】一番隊隊長です。若輩者ですので、宜しくご指導のほどを」
レザーという男は、片手を胸の前にあて、優雅な素振りで頭を下げた。
ハイディンの暑苦しさに比べ、スマートなことこの上ない。
「早坂紅葉です。三番隊隊長です。以後、宜しくお見知り置きを……」
紅葉という女の子は、義務感が9割って感じの挨拶。その分、非の打ち所はない、隙のない挨拶だったけどな。
そして岩清水が一歩前に出る。
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