第13話【新月隊の面々】

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「どーん! そして、僕が【新月隊】の総隊長、岩清水です。どうぞ、宜しく」  ……ちなみに『どーん』の部分はマジでいってるやつ。 『うむ、面白いノ!』  と、九尾は頷いて感心。  岩清水は、そしてそのままハイディンをビシッと指差す。 「よって、ハイディンくん。君は僕のことはちゃんと【総隊長】と呼ぶように」  指摘されたハイディンは、明らかに慌てていた。 「そ、それはその、以前隊長であられた時の癖が出てしまったというか……」 「いいわけしないの。次から気をつければいいことでしょ」 「は、はい……」  紅葉の冷静な突っ込みに、ハイディンは肩を落とした。 『一目でわかる力関係じゃノ』
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