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……本当、どこも一緒だな。
『一緒とは?』
俺はチラリと横目で、理沙と鈴子を確認。
どこも女子が強いってこと。
九尾は笑っている。
『そうでもないと思うがノ』
そうかね?
俺はハイディンという若者に、親近感を覚えていた。親しければ、肩をポンポンとやっていたかもしれないくらいだ。
気がつくと、鈴子が手を挙げている。
「質問よろしいですか。【新月隊】とは一体なんですの?」
アゴに手をあてた岩清水が、レザーを振り返る。
「レザーくん?」
「はい。【新月隊】は生徒会が持つ、実行部隊です。治安維持を主目的とし、事象調査から実践行動まで全てを対応します」
「はい、よく出来ました」
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