512人が本棚に入れています
本棚に追加
/439ページ
待ってました!とばかりに出迎えた孝也さんの顔に懐かしさを覚える。
まだ、そんなに日にち経ってないんだけどな~
でも。
浮き足立った気持が先にきてセンチメンタルにもならない。←
「いーっぱいお土産買いました!ジャジャ~ンっ!」
後から入って来た和真を横手にヒラヒラ効果音付きで登場させ(?)て、反応を窺う。
「えー、和真がおみやげ…?
あっ!えぇ!?まさかデパートまで行ったのっ!?」
「おぉ、紙袋だけで判るとはサスガですね~!」
「いやいやいや…ちょっ、ダイジョウブ?何買ったの??」
いつも間延びしたゆったりと喋る孝也さんがめずらしく早口になって俺を心配するのが面白い。
「へーキへーキ♪でもちゃんと自分のお金でかったからね?」
「ええええぇぇえ~…!もーっもし高いものだったらお金返すからね!?」
って云われたけど、ちゃんと予算内だもん。
→えへへへ♪
ニコニコになってテンションMAXになった俺は
和真の服を掴んで早く早くと急かしながらリビングへと向かった。
、
最初のコメントを投稿しよう!