第1章

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 耳を澄ませばうっすらと覚えている君の声……  幻聴?それは分かっている。  だけど君の言葉を俺は忘れない。  『君が18歳になったら、僕は君の前にまた現れる。      だから泣かないで?一つだけ約束をしようか。      僕のことを忘れないで……』  そして、俺はその言葉を決して忘れなかった。  ある日突然現れ、ある日突然消えていった君の事を――  「ずっと信じているから。」
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