第1章

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朴さんが、口添えしたわけじゃない。 ……じゃ、誰が? 切り分けた肉を私の皿に乗せて、 朴さんは、″言わなきゃだめなのか?″ みたいな顔をしていた。 「俺にそんな権限はないし、結果、よかったじゃない。 また、こうして、一緒の時間を作る事ができる」 「……」 ハーブ+山椒が効いたチキンは、とても辛かった。 食べ終わった頃は、二人ともコップに注いでもらった水を直ぐに飲み干してしまっていた。 「お腹いっぱい」 「少し運動しなきゃだめだな」 今日は、朴さんの車で運転で密室を探しに行く。 「この間のところ行こうか?」
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