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「と…友達…?
そうか…友達か…!」
何だかビックリしたような顔のレオだったけど、納得がいったのか、うんうん。と一人頷いている。
あれ?何か話逸れたような気が…
何の話してたっけ…?
「あ!そうだ!そんな事より、長老さん!
薬は出来たんですか?」
もう三日も経ってるなら、私の血から作るって言ってた、この里に蔓延してる病気の薬も出来てるかもしれない。
「あぁ、その事なんじゃがな、神子様…
実は全く出来ておらんのじゃ。」
「何で!?早く作らないと、里の人が…!」
「それがですな…薬を作る為の水が、無いのですじゃ。」
「水が無い?」
あれ…そういや、何か…忘れてる気が…
「いや、あるにはあるんじゃが、濁りが酷くてのぅ、とても薬に使用出来るようなものじゃ無いんですじゃ。」
「ベリリウム湖ぉー!!」
行くの忘れてた!!
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