実技と試練

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「本田桜夜、ライリス・ヴェネージュ、シュネール・S・アイザー、クラヴィ・グロウリア」 「えっ」 驚いたのはクラヴィだった、彼は図体だけ大きな自分が選ばれるとは思わなかったから。 「ジョーカーって、何気タチ悪いんだね」 「庇うのは普通だよね」 「そうだね…クラヴィさん大丈夫…?」 「う、うん…君達に当たっちゃったらごめんね…」 「…『守護の障壁』。これで打撃は当たらないよ」 シュネールは前を見据えながら言う、教師の掛け声が来る前に先に動いたのはライリス。サファイアを出し魔法陣を作れば氷雪魔法が繰り出された。 「凍っちゃいなよー『アイス・ツァプヘン・レーゲン』!」 「うーん…、こういうときは、これだよね『シュピラーレ』」 クラヴィは前クローバーめがけ、踊るように螺旋を描くよう棍棒を振るう。見事に動きを止めた、すかさず桜夜が花を持ち言霊を込める。 「『触れるな』」
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