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「おぉ!桜夜とよくいる子!!俺ちゃんと話してみたかったんだぁ!」
最初に食らいついたのはジャムパンを頬張っていたライリス、クラヴィは苦笑しながら、シュネールはライリスに呆れつつ、食事を取っていた。
「桜夜くんは和食でよかった?」
「あぁ、はい。もう一つ頼めますか?」
「ん、大丈夫。…アジア?」
「俺アジアとヨーロッパのハーフなんですよー」
にこりと笑うヒスイ。プレイズに本校は多国籍が大きな特徴だ、地域別にもプレイズの学園はあるが、学寮、学園内施設、授業が豊富という面がある。
「シュネールくんは?」
「魔導帝国」
魔導帝国は魔法、武術に優れた者が多く住む大国だ。ヨーロッパにあり、大魔導士を多く輩出している。魔法界トップに君臨するマシュー・レジェノワールが魔導帝国に生まれ今も在住している。
「すげぇ、魔導帝国ってプライド高い人多くない?」
「一部だけね、一部だけ…魔法学園らへんはうるさい…」
「あぁ…アジアでもあまりいい噂は聞かなかったな…」
出身国の話が盛り上がり、昼も終わりなんとか午後の授業を乗り切れば次はジョーカーからの呼び出しが来てしまった。
《今いるスートを全員招集した。お前らのお披露目の場だ、早めに来い J G.H》
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