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「プレイズ本校から俺が見つけたんだ、保証してやるよ」
「スートも、シールではないようですね」
「では自己紹介いたしません？困ってるようですよ？」
ダイヤのクイーンが声を発した。その一言で場の空気は回復し、ギルベルトの口角が上がった。
「ほらお前らからしろよ」
「じゃあ俺から！ライリス・ヴェネージュです、出身は太陽の国アストゥリアスです！」
「えっと、クラヴィ・グロウリアです、出身はエヴィロミャコンです」
「…シュネール・S・アイザー、魔導帝国出身」
「本田桜夜です、極東出身です」
出身地を聞き、反応はわかれた。
「魔導帝国か、うちのスペードの多くはそこから出てる、君達を歓迎しよう」
スペードのキングが立ち上がると、各キングとクイーンが立ち上がり顔を覆っていた仮面を外した。
「げっ…」
「嘘でしょ…？」
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